小豆島のオリーブと育て方

image オリーブは、若草色で小さな葉がかわいらしい木で、家のシンボルツリーとして植えているお宅も見ることができるくらい、人気のある木です。果樹として栽培されている産地は、地中海沿岸が主ですが、気候の似ている瀬戸内海沿岸や小豆島でもオリーブ畑を見ることができます。

オリーブの育て方と挿し木

オリーブは、地中海沿岸原産の果樹で、半熟の状態の実を食したり、完熟した身からオリーブオイルを採ったりします。

一般家庭ではオリーブオイルを獲るために栽培している人は少ないと思いますが、観賞用の樹木としても、ガーデニングでよく使用され、庭のシンボルツリーとして植えている方もおられるようです。

葉はヤリの穂先のように細長い形をしており裏側は銀緑色をしています。

小さな白い花がたくさん咲いて、その後に実ができますが、樹齢8年以降で花が咲きますから、苗木から育てた場合は4〜5年かかります。

大鉢に植えて玄関先のアプローチに飾ると映えます。

耐寒性は比較的ありますが、北海道や東北での庭植えは、不向きでしょう。

しかし、一年中気温が高い場所では、花が咲きません。(冬にしっかり寒さに当たらないと花や実がならないそうです)

そして、加湿気味よりは乾燥気味に育てます。

オリーブの育て方で、ポイントになるのは剪定でしょう。

伸びすぎた枝や、細くてよわよわしい枝は切り落とします。また、風通しのよくなさそうな、枝が絡み合っているような箇所も切り落として風通しを良くします。

基本的に幼苗の時期は切り戻しを行う必要はありません。

オリーブの木は、一年を通してよく日光に当てて育てましょう。日当たりが悪いと枝が細くなって生育も悪くなります。

水やりは、もともと乾燥気味の土壌を好むオリーブなので、地植えにした場合は、真夏に日照りが続くとき以外、水をあげなくて良いでしょう。

鉢植えの場合は土の表面が乾いてから与えるようにします。

オリーブを地植えで育てる場合は、なるべく水はけの良い場所を選びましょう。

オリーブは、酸性土壌を嫌い、アルカリ性を好みますので、植え付ける10日前に石灰を多めに混ぜ込んでおきます。

そして肥料ですが、あらかじめ植え付けようとする土地に油粕を混ぜ込んでおきます。追肥は3月と9月に1回ずつ、油かすを株元に与えましょう。

オリーブは、挿し木でふやすことができます。

適期は7月で、新芽のついた若い枝を先端から10cmの長さに切って湿らした川砂にさします。

根がでるまでは半日陰の場所で、乾かさないよう注意して管理します。

ちょっと根を引っ張って、引っかかりを感じるようなら、根が出てきた目安になります。

根がでてきたら、ひとつずつ鉢に植えて育てていきます。

挿し木で増やしたオリーブの苗を地植えにする場合は、3年以上大きく育ててからにしましょう。苗木のうちは霜に当てると枯れてしまうので、冬の苗木の置き場所には、気を使いましょう。

オリーブの育て方は、極寒の地(日本でいえば東北や北海道)では地植できないものの、それ以南であれば越冬する育てやすい樹木です。