シーガイヤのオーシャンドーム

image オーシャンドームは、1993年7月に、フェニックス・シーガイヤ・リゾートのオープンと同時に開業した開閉式屋根を持つ、室内ウォーターパークです。ギネスブックにも認定されているというオーシャンドームは、宮崎県の新たなリゾート地になるべく、大きな期待を背負ってオープンした非常に大きなスケールのウォーターパークでした。

オーシャンドーム閉鎖のワケ

世界最大の室内ウォーターパークであるオーシャンドームは、惜しまれながら2007年9月30日に閉館されました。

開業から14年間という長いようで短い年月のあいだに、オーシャンドームを訪れた人は、累計で1000万名にも上ったと言われています。

オーシャンドームは、長さ140mの人工ビーチや造波プール、流れるプールを持ち「世界最大の室内ウォーターパーク」としてギネスに登録されています。

しかし、初年度入場者目標は250万人と設定したものの、初年度から目標の半分を下回る惨憺たる結果となってしまい、最大年間入場者数は、1995年に記録した約124万人が最高記録でした。

当初の予想を大きく下回った入場客数は、維持費と反比例する形で、巨額な累積赤字を生んでいきました。

2001年、リップルウッドがシーガイヤを買収する際、オーシャンドームの将来の閉鎖も考えているとしていましたが、結局2007年9月30日に閉鎖してしまいました。

シーガイヤ・フェニックス・リゾートのある宮崎県は、どうして全天候型屋内プールを建設することになったのか?

宮崎県の暖かい南国の海岸には、実は遊泳用の浅瀬が少なく、波もサーフィンに向くくらい荒く、また「だし」と呼ばれている強烈な引き潮も有名です。

この強烈な引き潮に呑み込まれて死者も出ていたため、宮崎(シーガイヤ付近)の海は海水浴場には向いていませんでした。

そういった背景から、安全に泳げる場所を作ろう、というのが狙いで建設されたのだそうです。

平日は閑散としている反面、土日祝日や夏季観光シーズンになると非常に多くの人で賑わっていたそうです。

平均的に入場者数を獲得することが、開場以来の課題となっていましたので、プール以外のエンターテイメントや施設整備に注力し、集客への努力が払われ続けていました。

私も、一度だけオーシャンドームへ遊びに行ったことがあります。

当時は、フェニックスシーガイヤリゾートホテルと呼ばれていた隣接するホテルに宿泊したのを記憶しています。

ホテルからの眺望は、正面に宮崎県に面している太平洋、右側にオーシャンドームという非常に恵まれたお部屋で、訪れたのもゴールデンウィークのとても良い天気の日でしたので、オーシャンドームの屋根も解放されて、オーシャンドームで遊ぶ人たちを上から見ることができました。

もう、オーシャンドームで泳ぐことが出来なくなったのは、非常に淋しい思いがします。

オーシャンドームは、ギネスに認定された、世界最大の室内ウォーターパークです。