深夜電力と電化住宅

image 電気料金には、契約内容によって、いろいろな種別があります。深夜電力はそのうちの一つで、通電時間や電気温水器や蓄熱式床暖房器などの器具によって選ぶ事が出来る料金体系が、それぞれの電力会社で決められています。電気の使用量は、通常は日中の午後1時ごろから3時にかけてがピークになる反面、真夜中は使用量は減ります。そのため、深夜から早朝にかけての電気は、割安にすることができるので、電化住宅には深夜電力がお得なのです。

深夜電力のメリット

深夜電力のメリットは、

1.電気代(光熱費トータル)が安くなる可能性がある。

2.IHレンジだと、火事の心配が無い。

3.燃焼しないので、空気が汚れない。

が、主なメリットになります。

電気代が安くなる可能性がある、というのは、深夜に電力を安く使って、温水器の給湯をしたり、蓄熱式暖房に熱を蓄えたりしますから、日中に家を空ける家庭などには、深夜電力を契約すると電気代が安くなる可能性が高い、ということです。

IHレンジは、火を使いませんから、火事になる可能性も低いです。

調理やお湯を沸かす際に、火が出ないので、二酸化炭素も発生しませんし、ガス漏れによる空気汚染の心配も皆無です。

では、深夜電力のデメリットは何が挙げられるでしょう。

一番ネックとなるのは、給湯タンクの大きさが大きい事ではないでしょうか。

特に都心では、設置スペースに問題がでてくるケースもあるようです。

次に、電気給湯器と床暖房を併用しようとする時、電気式の床暖房にほぼ限定されてくる点もデメリットと言えばそうなのでしょう。選択肢があまりなくなる、という事ですね。

最後は、深夜電力の時間帯以外の電力使用料金は、割高に設定されますので、日中家にいるご家庭では、電気代が安くなる、というメリットはあまり得られないのではないでしょうか。

電気代だけのことを考えれば、昼間の電気の使い方で、かなり差が出てくるといえるでしょう。

一般的に、オール電化住宅にすんているお宅は、深夜電力の契約をした方が、ガスと併用した場合に比べると節約できると言われています。

その深夜電力の時間帯は、電力会社によって設定がまちまちなのですが、深夜電力料金の時間帯に、電気温水器のお湯を貯めたり、蓄熱式床暖房の熱を貯めたりするのは共通しています。

安全面で言うと、ガスよりは電気の方が安全だと言えるでしょう。

台風などの地上に被害をもたらす災害に、電気は比較的弱く、地震などの地中を走るパイプでガスを供給するガスは、地震被災地の復旧には時間がかかると言われています。

電気かガスかは、それぞれの事情に合わせて選択されるのが一番良い方法でしょう

深夜電力とは、真夜中の電力使用量が減る時間帯に、電力を割安で提供するシステムです。